HOME >> 新刊案内
2012年1月刊行分
『戦争と人道支援ー戦争の被災をめぐる人道の政治』
上野友也 著
2012年1月17日発行
税込価格3,150円 A5判 256頁
ISBN978-4-86163-181-8 C3031
(第7回東北大学出版会 若手研究者出版助成(2010年)刊行図書)
戦争の被災者は、いつどのように救助されるようになったのか。本書は、赤十字国際委員会の設立から、冷戦終結以降の人道的介入に至るまでの人道支援の歴史を追うことにより、戦争における人道支援がどのように発展してきたのかを解明する。戦争は人間の利害が対立する政治的行為の最たるものである。こうした戦争において、利害を超えて被災者を救済する人道支援が発展してきた条件とはいかなるものであったのか。本書は、戦争が紛争当事者の戦いであるだけでなく、戦争の被災者を救護するための人道支援機関の戦いであったことも明らかにする。
上野友也 著
2012年1月17日発行
税込価格3,150円 A5判 256頁
ISBN978-4-86163-181-8 C3031
(第7回東北大学出版会 若手研究者出版助成(2010年)刊行図書)
戦争の被災者は、いつどのように救助されるようになったのか。本書は、赤十字国際委員会の設立から、冷戦終結以降の人道的介入に至るまでの人道支援の歴史を追うことにより、戦争における人道支援がどのように発展してきたのかを解明する。戦争は人間の利害が対立する政治的行為の最たるものである。こうした戦争において、利害を超えて被災者を救済する人道支援が発展してきた条件とはいかなるものであったのか。本書は、戦争が紛争当事者の戦いであるだけでなく、戦争の被災者を救護するための人道支援機関の戦いであったことも明らかにする。
2011年12月刊行分
『死すべきものの自由―ハイデガーの生命の思考』
信太光郎 著
2011年12月25日発行
税込価格3,150円 A5判 206頁
ISBN978-4-86163-176-4 C3010
(第7回東北大学出版会 若手研究者出版助成(2010年)刊行図書)
「人間だけが死ぬことができる」。あまりにも有名なハイデガーの命題だが、その問題意識については、これまで曖昧な解釈にゆだねられてきた。人間を本質規定する「死すべきもの」というあり方に、形而上学が長く覆い隠してきた「生命の論理」を探り出すことが、ハイデガーの真の狙いであった。存在、力、時間という各論点をめぐって、形而上学との対決のなかで明らかにされるその論理(ロゴス)は、最終的に人間の「言葉」の可能性を説明するだろう。人間と動物、人間と神という差異へのまなざしのうちに、「言葉をもって生きるもの(ゾーオン・ロゴン・エコン)」の「自由」を、〈生命性〉の次元に捉えようとするハイデガーの「生命の思考」の展開が、テクストの詳細な読解を通じて明らかにされる。
信太光郎 著
2011年12月25日発行
税込価格3,150円 A5判 206頁
ISBN978-4-86163-176-4 C3010
(第7回東北大学出版会 若手研究者出版助成(2010年)刊行図書)
「人間だけが死ぬことができる」。あまりにも有名なハイデガーの命題だが、その問題意識については、これまで曖昧な解釈にゆだねられてきた。人間を本質規定する「死すべきもの」というあり方に、形而上学が長く覆い隠してきた「生命の論理」を探り出すことが、ハイデガーの真の狙いであった。存在、力、時間という各論点をめぐって、形而上学との対決のなかで明らかにされるその論理(ロゴス)は、最終的に人間の「言葉」の可能性を説明するだろう。人間と動物、人間と神という差異へのまなざしのうちに、「言葉をもって生きるもの(ゾーオン・ロゴン・エコン)」の「自由」を、〈生命性〉の次元に捉えようとするハイデガーの「生命の思考」の展開が、テクストの詳細な読解を通じて明らかにされる。
『History of National Curriculum Standards Reform in Japan.』
水原克敏 著
2011年12月26日発行
税込価格6,615円 A5判変型 340頁
ISBN978-4-86163-175-7 C3037 全英文
近代国家を建設した明治期から現在まで、私たちの日本は、どのような国民像を理想として教育してきたのか。学習指導要領の分析を通してそれを明らかにし、教育の未来に向けて歴史的に見通す力を提供する。
『学習指導要領は国民形成の設計書―その能力観と人間像の歴史的変遷』(2010年)の英訳版。
水原克敏 著
2011年12月26日発行
税込価格6,615円 A5判変型 340頁
ISBN978-4-86163-175-7 C3037 全英文
近代国家を建設した明治期から現在まで、私たちの日本は、どのような国民像を理想として教育してきたのか。学習指導要領の分析を通してそれを明らかにし、教育の未来に向けて歴史的に見通す力を提供する。
『学習指導要領は国民形成の設計書―その能力観と人間像の歴史的変遷』(2010年)の英訳版。
『シベリアとアフリカの遊牧民―極北と砂漠で家畜とともに暮らす―』
東北アジア学術読本1
高倉浩樹、曽我亨 著
2011年12月3日発行
税込価格2,625円 四六判 222頁
ISBN978-4-86163-177-1 C3339
シベリアとアフリカという対称的な厳しい環境のなかで人間はどのように生存を可能にするのか、遊牧民であるエヴェンとガブラの伝統文化の魅力をわかりやすく紹介する牧畜人類学の入門書。シベリアとアフリカの地域全体像をふまえながら、トナカイやラクダという家畜とともに暮らす人々の生業技術・社会の仕組みを詳らかにする。先住民・少数民族でもある彼らの生活は、市場経済と開発・民族紛争や難民問題といった現代国家の矛盾の最前線に位置している。これらの点をふまえつつ人々の生き方の希望と苦悩を描写する。
東北アジア学術読本1
高倉浩樹、曽我亨 著
2011年12月3日発行
税込価格2,625円 四六判 222頁
ISBN978-4-86163-177-1 C3339
シベリアとアフリカという対称的な厳しい環境のなかで人間はどのように生存を可能にするのか、遊牧民であるエヴェンとガブラの伝統文化の魅力をわかりやすく紹介する牧畜人類学の入門書。シベリアとアフリカの地域全体像をふまえながら、トナカイやラクダという家畜とともに暮らす人々の生業技術・社会の仕組みを詳らかにする。先住民・少数民族でもある彼らの生活は、市場経済と開発・民族紛争や難民問題といった現代国家の矛盾の最前線に位置している。これらの点をふまえつつ人々の生き方の希望と苦悩を描写する。
『東北アジア 大地のつながり』
東北アジア学術読本2
石渡 明、磯﨑行雄 著
2011年12月3日発行
税込価格2,100円 四六判 102頁
ISBN978-4-86163-178-8 C3344
日本海の彼方に広がる朝鮮半島や中国・ロシアの大地と日本列島の地質学的つながりをグローバルな視点から解説する地質学の入門書。2009年末に仙台で開催された一般向けの東北大学東北アジア研究センター公開講演会の内容に基づく。日本が大陸から分かれて弧状列島になったのは新第三紀中新世(約2000万年前)のことで、その前の5億年間に形成された日本の古い地層の延長は大陸にある。中国の改革開放やソ連崩壊以後、日本の地質学者による大陸の調査が可能になり、国内の地質の理解も大きく進展した。その成果を多数の図でわかりやすく説明。
東北アジア学術読本2
石渡 明、磯﨑行雄 著
2011年12月3日発行
税込価格2,100円 四六判 102頁
ISBN978-4-86163-178-8 C3344
日本海の彼方に広がる朝鮮半島や中国・ロシアの大地と日本列島の地質学的つながりをグローバルな視点から解説する地質学の入門書。2009年末に仙台で開催された一般向けの東北大学東北アジア研究センター公開講演会の内容に基づく。日本が大陸から分かれて弧状列島になったのは新第三紀中新世(約2000万年前)のことで、その前の5億年間に形成された日本の古い地層の延長は大陸にある。中国の改革開放やソ連崩壊以後、日本の地質学者による大陸の調査が可能になり、国内の地質の理解も大きく進展した。その成果を多数の図でわかりやすく説明。
『高度情報化時代の「学び」と教育』
渡部信一 監修 東北大学大学院教育情報学研究部 編
2011年月15日発行
税込価格4,200円 A5判 334頁
ISBN978-4-86163-180-1 C3037
21世紀はじめの10年は、テクノロジーと人間の関係が急速に変化した時代だった。特に、デジタルテクノロジーが人間の「学び」や教育に与えた影響は、これまでの歴史にないほど大きなものだった。
本書は、東北大学大学院教育情報学研究部・教育部創設10周年の節目として企画・編集されたものである。多くの実践を基に「eラーニングの理論と実践」「テクノロジーを活用した大学講義の実践」「テクノロジーを活用した障害児者支援」などを理解しやすく解説する。次の10年に向けた新たな「テクノロジーと人間の関係」について、いま探求が始まろうとしている。
渡部信一 監修 東北大学大学院教育情報学研究部 編
2011年月15日発行
税込価格4,200円 A5判 334頁
ISBN978-4-86163-180-1 C3037
21世紀はじめの10年は、テクノロジーと人間の関係が急速に変化した時代だった。特に、デジタルテクノロジーが人間の「学び」や教育に与えた影響は、これまでの歴史にないほど大きなものだった。
本書は、東北大学大学院教育情報学研究部・教育部創設10周年の節目として企画・編集されたものである。多くの実践を基に「eラーニングの理論と実践」「テクノロジーを活用した大学講義の実践」「テクノロジーを活用した障害児者支援」などを理解しやすく解説する。次の10年に向けた新たな「テクノロジーと人間の関係」について、いま探求が始まろうとしている。
『修羅とデクノボー―宮沢賢治とともに考える』
滝浦静雄 著
2011年10月17日発行
税込価格3,150円 A5判 308頁
ISBN978-4-86163-170-2 C1095
哲学者による宮沢賢治の世界への案内である。初期の短歌から詩および文学、さらには書簡にまでおよぶ賢治の生涯の作品が丹念に分析・解釈され、その核心が、孤高の知を目指す「修羅」とすべてを受け容れる「デクノボー」との間の格闘の所産として捉えられる。「崇高」と「ディオニュソス」という概念を用いて賢治のコスモロジー(=宇宙観)に新たな光を当てていく著者ならではの試みによって、文学的絶頂を極めんとして「崇高」を目指した賢治の営為が、陶酔と没落の「ディオニュソス」の祭祀と不可分であったことが、すなわち賢治文学の輝きが人間の深い悲しみの受容と共にあったことが、明らかになる。著者の賢治解釈を通して読者は同時に哲学の世界にも導かれて行くことであろう。
滝浦静雄 著
2011年10月17日発行
税込価格3,150円 A5判 308頁
ISBN978-4-86163-170-2 C1095
哲学者による宮沢賢治の世界への案内である。初期の短歌から詩および文学、さらには書簡にまでおよぶ賢治の生涯の作品が丹念に分析・解釈され、その核心が、孤高の知を目指す「修羅」とすべてを受け容れる「デクノボー」との間の格闘の所産として捉えられる。「崇高」と「ディオニュソス」という概念を用いて賢治のコスモロジー(=宇宙観)に新たな光を当てていく著者ならではの試みによって、文学的絶頂を極めんとして「崇高」を目指した賢治の営為が、陶酔と没落の「ディオニュソス」の祭祀と不可分であったことが、すなわち賢治文学の輝きが人間の深い悲しみの受容と共にあったことが、明らかになる。著者の賢治解釈を通して読者は同時に哲学の世界にも導かれて行くことであろう。
2011年9月刊行分
『川端康成の方法―二〇世紀モダニズムと「日本」言説の構成―』
仁平政人 著
2011年9月13日発行
税込価格3,150円 A5判 262頁
ISBN978-4-86163-172-6 C3095
(第7回東北大学出版会 若手研究者出版助成(2010年)刊行図書)
川端康成に対する高い評価は、戦後において〈日本的・伝統的な作家〉という枠組みとともに成立してきた。このことは、川端をめぐる言説が、今日なおしばしば文化本質主義的な傾向を持ってしまうこととも対応しているだろう。このような状況のもとで等閑視されてきたのは、何よりも川端の文学活動が一貫して二〇世紀モダニズムと深い関わりを有していたということではなかったか。本書は、既成の文学史的評価から離れ、小説と批評双方の詳細な読解を通して川端文学の方法的な性格を解明するとともに、その「日本」「伝統」言説の論理を新たな視点から分析するものである
仁平政人 著
2011年9月13日発行
税込価格3,150円 A5判 262頁
ISBN978-4-86163-172-6 C3095
(第7回東北大学出版会 若手研究者出版助成(2010年)刊行図書)
川端康成に対する高い評価は、戦後において〈日本的・伝統的な作家〉という枠組みとともに成立してきた。このことは、川端をめぐる言説が、今日なおしばしば文化本質主義的な傾向を持ってしまうこととも対応しているだろう。このような状況のもとで等閑視されてきたのは、何よりも川端の文学活動が一貫して二〇世紀モダニズムと深い関わりを有していたということではなかったか。本書は、既成の文学史的評価から離れ、小説と批評双方の詳細な読解を通して川端文学の方法的な性格を解明するとともに、その「日本」「伝統」言説の論理を新たな視点から分析するものである
『がんの予防』
狩野 敦 著
2011年9月1日発行
税込価格3,675円 A5判 358頁
ISBN978-4-86163-168-9 C3047
今日、実に日本人の2人に1人が一生のうちに「がん」に罹患し、死因の第一位となっている。がんは遺伝子の病気で、遺伝子異常の多くは不適切な生活習慣や外界因子、そして一部の感染症によりおこるため、その予防を講じることは不可能ではない。本書は、できるだけがんにならないようにする一次予防、できるだけがんを早く見つけて治す二次予防を中心に、それぞれの手法を詳しく解説。さらに、頻度順に20種類のがんについてその原因・症状・治療・予防を多くの図表で説明し、これらのがんのリスク(危険因子)とその対策を示す。がん検診の専門家による、がんの予防にすぐに役立つ一冊。
狩野 敦 著
2011年9月1日発行
税込価格3,675円 A5判 358頁
ISBN978-4-86163-168-9 C3047
今日、実に日本人の2人に1人が一生のうちに「がん」に罹患し、死因の第一位となっている。がんは遺伝子の病気で、遺伝子異常の多くは不適切な生活習慣や外界因子、そして一部の感染症によりおこるため、その予防を講じることは不可能ではない。本書は、できるだけがんにならないようにする一次予防、できるだけがんを早く見つけて治す二次予防を中心に、それぞれの手法を詳しく解説。さらに、頻度順に20種類のがんについてその原因・症状・治療・予防を多くの図表で説明し、これらのがんのリスク(危険因子)とその対策を示す。がん検診の専門家による、がんの予防にすぐに役立つ一冊。
『生物フォトンによる生体情報の探求』
稲場文男・清水慶昭 著
2011年9月24日発行
税込価格4,725円 A5判 264頁
ISBN978-4-86163-165-8 C3004
本書は、生物フォトンに関する世界初の国家プロジェクト「稲場生物フォトンプロジェクト(新技術開発事業団 現在の独立行政法人科学技術振興機構)」における成果をまとめたものである。生物フォトン現象の特徴やメカニズムを対話形式でわかりやすく解説し、生物学・医学分野への様々な応用の可能性を示す。ヒトだけでなく、広範な動植物などの計測・診断・治療、また環境保全などへのブレークスルーが今後ますます期待される生物フォトン研究の、これまでの歩みと興味の中心、さらに今後の発展がわかる一冊である。
稲場文男・清水慶昭 著
2011年9月24日発行
税込価格4,725円 A5判 264頁
ISBN978-4-86163-165-8 C3004
本書は、生物フォトンに関する世界初の国家プロジェクト「稲場生物フォトンプロジェクト(新技術開発事業団 現在の独立行政法人科学技術振興機構)」における成果をまとめたものである。生物フォトン現象の特徴やメカニズムを対話形式でわかりやすく解説し、生物学・医学分野への様々な応用の可能性を示す。ヒトだけでなく、広範な動植物などの計測・診断・治療、また環境保全などへのブレークスルーが今後ますます期待される生物フォトン研究の、これまでの歩みと興味の中心、さらに今後の発展がわかる一冊である。

