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大学入試における「主体性」の評価 その理念と現実
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『大学入試における「主体性」の評価 その理念と現実』
東北大学高度教養教育・学生支援機構 編

定価(本体2,500円+税) 高等教育ライブラリ15
A5判 216頁
ISBN978-4-86163-327-0 C3037
(2019年3月刊行)

入試制度の仕組みの中に位置付けられる「主体性」および「主体性評価」とは何か。来たるべき改革を前に、大学は、高校は、何を思うのか。大学入試における評価とその限界を多様な角度から検証し、浮かび上がる「主体性」の本質を探る。大学・高校の現場からの論考を交え、その理論を思考する。

第Ⅰ部 大学入試における主体性の理論と主体性評価
第1章 「主体性」評価の課題と展望―心理学と東北大学AO入試からの示唆
第2章 教育心理学から見た「主体性」―自己調整学習の観点から
第3章 主体性評価にどう向き合うか
第4章 大学入学者選抜における評価尺度の多元化と選抜資料としての調査書
 
第Ⅱ部 高等学校における主体性評価への対応
第1章 学びの中の主体性―生徒の日常生活と真の学力
第2章 「主体性評価」と「学力形成」のはざまで
第3章 「主体性評価」導入をどうとらえるか―「本当に大切なものは目に見えない」
第4章 討議
 
第Ⅲ部 主体性評価の動向
第1章 台湾の2022年の入試改革―学習ポートフォリオを活用する「個人申請大学」を主流に
第2章 我が国の近年の教育改革―初等・中等教育から高等教育へのつながり