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ものがたり 東北大学の至宝
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『ものがたり 東北大学の至宝』
「ものがたり 東北大学の至宝」編集委員会 編

定価(本体1,500円+税) A5判変型 150頁
978-4-86163-106-1  C0000
(2009年1月刊行)

《目 次》
第1章 東北大学の原風景ー大学のアーカイブズからー
第2章 狩野文庫ー日本文化研究の軌跡ー
第3章 わが図書館は日本の敦煌ー宝島それとも夢の島ー
第4章 奥羽史料調査部ー地域史研究の先駆ー
第5章 チベットー河口慧海と多田等観請来品の世界ー
第6章 赤レンガ書庫の至宝ー縄文の華ー亀ヶ岡文化の工芸品ー
第7章 北上山地はアンモナイトの宝庫ー東北大学のアンモナイト研究100年ー
第8章 古生物学・医学の系譜ー創生期の理科大学・医科大学ー
第9章 金属学・鉱物学コレクションー科学の進歩を観るー
第10章 植物標本庫
第11章 百周年記念展示ーコレクションと人を結ぶ図書館の試みー

一世紀以上にわたる東北大学の歴史は、文系・理系を問わず、多くの学術研究の発展を支えた貴重な資料を学内に集めてきた。国宝や重要文化財をも含むそれらは、知の創造を重ねてきた東北大学の「至宝」と呼ぶに相応しいものばかりだ。本書は2007年開催の「東北大学の至宝-資料が語る1世紀」で記念展示したコレクションを、それにまつわる人々の「ものがたり」とあわせて紹介することを目的としたものである。研究への熱意、教育への信念がかたちとなって残る一つひとつの宝から、東北大学が試みてきた「知の創造」のあとが浮かび上がる。