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大学における「学びの転換」とは何かー特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)東北大学シンポジウムⅡ
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『大学における「学びの転換」とは何かー特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)東北大学シンポジウムⅡ』
東北大学高等教育開発推進センター編

定価(本体1,000円+税) A5判、152頁
ISBN: 978-4-86163-096-5 C3037

(2008年3月刊行)

《目 次》
はじめに
第1章 大学における「学びの転換」の現状と課題
  第1節  大学における学びの転換とは何か―大学段階での学習観の転換―
  第2節  科学教育の国際的転換について
  第3節  数学における高等学校と大学の連続・転換―数学教育に視点から―
  第4節 歴史の学びにおける中等教育と高等教育―イギリスの歴史教育の視点から―
  第5節  経済教育に見る高校と大学の連続・転換―国際比較の視点から―

第2章 大学における「学びの転換」の課題と展望
  第1節 初年次少人数教育の意義と「学びの転換」―コメント―
  第2節  大学における「学びの転換」の課題と展望―パネルディスカッション―

第3章 主要大学における「学びの転換」の取組み
  第1節  初年次学生の学習動機付けを支える理念と仕組み
  第2節  「学びの転換」のコンテキストの変容
おわりに―総括と展望―

本書は、シンポジウム『大学における「学びの転換」とは何か』の成果を取りまとめたもので、『大学における初年次少人数教育と「学びの転換」』(既刊)に続く第2弾。初年次教育を学士課程カリキュラムの中でどう位置づけ、カリキュラム全体としてどのように転換を図り、どのような知的発達を促すのか、という視点から、各学問領域での「学びの転換」の現状とその問題点を整理し、今後の展望を探る。わが国全体や世界の動向をも踏まえつつ活発な議論が展開される本書は、大学教育全体の今後の展望を考察し、教育改善を図る上で格好の一冊。