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書籍情報


がんの予防
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『がんの予防』
狩野 敦 著

定価(本体3,500円+税) A5判
ISBN978-4-86163-168-9 C3047
358頁
(2011年9月刊行)

《目 次》
Ⅰ.がんをめぐって
Ⅱ.がんとはどんなもの
Ⅲ.わが国のがんの統計
Ⅳ.がんの診断
Ⅴ.がんの治療法
Ⅵ.がんの予防
Ⅶ.二次予防としてのがん検診
Ⅷ.主ながんの実態とその予防
Ⅸ.がんのリスク

 今日、実に日本人の2人に1人が一生のうちに「がん」に罹患し、死因の第一位となっている。がんは遺伝子の病気で、遺伝子異常の多くは不適切な生活習慣や外界因子、そして一部の感染症によりおこるため、その予防を講じることは不可能ではない。本書は、できるだけがんにならないようにする一次予防、できるだけがんを早く見つけて治す二次予防を中心に、それぞれの手法を詳しく解説。さらに、頻度順に20種類のがんについてその原因・症状・治療・予防を多くの図表で説明し、これらのがんのリスク(危険因子)とその対策を示す。がん検診の専門家による、がんの予防にすぐに役立つ一冊。

《著者略歴》
宮城県登米郡米谷町(現登米市東和町米谷)生まれ。昭和37年3月東北大学医学部卒業。昭和42年東北大学医学系研究科内科学系修了。医学博士。昭和56年岩手医科大学医学部第一内科助教授、昭和63年岩手医科大学医学部高次救急センター内科系教授。岩手県立中央病院副院長を経て平成9年盛岡市立病院院長、平成17年(財)岩手県対ガン協会理事・ガン検診センター長。専門は消化器病学、消化器がん検診。岩手県生活習慣病検診等管理指導協議会、胃がん部会委員(前委員長)、大腸がん部会委員(前副委員長)、岩手県地域がん登録運営委員(副委員長)、岩手県がん対策推進協議会委員、等。
著書に「最新内科学大系」(分担、1991年、中山書店)、「新消化器病学」(分担、1989年、医学書院)、等。