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21世紀肺癌診療の展望 ─第12回肺癌学会ワークショップ記録集─
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『21世紀肺癌診療の展望 ─第12回肺癌学会ワークショップ記録集─』
監修者/貫和敏博・福岡正博・土屋了介

定価(本体3,000円+税) B5判、120頁
ISBN978-4-925085-09-0 C3047
(1998年4月刊行)

《目 次》
I.  21世紀に期待する診断技術
II.  21世紀の視点から見た外科(観血的)治療の立場
III. 21世紀の内科・放射線(非観血的)治療展開
IV. 21世紀に向かってのがん遺伝子治療のあり方
V.  「社会医学的側面から見た21世紀の肺癌診療と予防医学」を司会して

 疫学集計により推測すると、肺癌は平成9年中に患者死亡数が5万人を越え、胃癌死亡総数を抜いて、文字通り最悪の癌となった。本ワークショップでは、従来の診断、外科治療、化学、放射線治療に加えて、将来的な遺伝子治療、さらには「社会医学的側面と予防医学」として、最近になり一般に認識されるようになった情報公開や社会啓蒙、禁煙運動推進、告知の問題と肺癌末期医療を取り上げ、21世紀における診療のあり方を展望している。