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漁業科学とレジームシフトー川崎健の研究史ー
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『漁業科学とレジームシフトー川崎健の研究史ー』
川崎健、片山知史、大海原宏、二平章、渡邊良朗 編著

定価(本体3,500円+税) A5判 534頁
ISBN978-4-86163-282-2 C3062
(2017年11月刊行)

《目 次》より
「漁業科学のレジームシフト 川崎健の研究史」の刊行にあたって
1.年 譜
2.研究の軌跡(川崎健)
 第1章 レジームシフト理論の形成過程
 第2章 日本漁業をめぐる論考
 第3章 海洋環境問題と政策問題
3.漁業科学・資源生物学の到達点
 1.自然変動する海洋生物資源の合理的利用(渡邊良明)
 2.日本漁業の「ショック・ドクトリン」考(大海原宏)
 3.資源操作論限界 沿岸資源管理の歴史に学ぶ(片山知史)
4.Autobiography自伝/研究史(川崎健)
5.現代科学と弁証法(川崎健)

漁況調査からはじまり、漁業科学、漁業政策へと幅を広げた故・川崎健の水産海洋学。半世紀以上にわたるその研究と多大な業績を克明に振り返り、人間と天然資源との関わりを思考しつづけた川崎の理論と理念を再評価する。現役研究者4名の最新研究も盛り込み、漁業科学・資源生物学研究のこれまでとこれからを描き出す。